ある日、二人で買物へ行った時に、八百屋で野菜を物色していました。
あれこれ野菜を選んでいる時に、ふと大きな柿に目が留まりました。
つやつやと光沢を放ち、形も良く色も良く玉も大きく、とても魅力的に写りました。
あまり果物を食べる習慣は無いのですが、この時は迷わず買い求めてしまいました。
いそいそと家に帰り、さっそく二人でいただくことにしました。
柔らかく、瑞々しく、口に入れるととろけるような食感で、甘さも抜群でした。
うまいうまいと二人してあっという間に食べ終え、直感は間違っていなかった、買って良かったと大満足でした。
そして後日、また八百屋へ足を運んだ時に、同じ産地の柿がまた並んでいました。
見た目にも以前と全く変わりはなく、前回の美味しさが忘れられなかったので、また購入することにしました。
そしてまた二人でいただいたのですが、かなり前回とは様子が異なりました。
とろけるような食感はどこへやら、ガリゴリと固く、甘さも殆ど感じられませんでした。
前回はあっという間に食べ終えたのですが、今回は美味しくないため食が進まず、中々無くなりません。
かなり残念な気持ちで食べ終えて、
「フルーツの美味しさは、見た目では分からないものだねえ」
と果物選びの難しさを二人で再認識したのでした。
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