昔は不思議だった爪楊枝

 
若い頃は、なぜおじさん達が食事が終わった後に爪楊枝で歯の隙間をシーシーとしているのかが不思議でした。

まあ、たまには挟まることはあるだろうけど、そんなに全ての歯の隙間を掃除する勢いで念入りにしなくても・・と思っていました。
見た目にも汚らしいし、なぜそこまで・・と爪楊枝を使う必然性が分からないでいました。

しかし時はたち、自分が年をとると、食事の後に妙に歯の隙間に挟まることが多くなってきたことに気付くのです。
魚を食べては挟まり、鶏の唐揚げを食べては挟まり、野菜を食べては挟まりと、食事の後に挟まっていないことの方が少なくなって来ました。

そうなると、若い頃は見向きもしなかった爪楊枝に自然と手が伸びるようになります。

時を経てあの頃見たおじさん達の行動を理解し、せめて周りに不快感を与えないようにと、口元を隠してシーシーと爪楊枝を使うのでした。

 

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